当日の朝、空は雨。「どうなるだろう……」と胸を騒がせていた私たちでしたが、保護者の皆さまの温かいご理解とご協力のおかげで、会場を変更しながらも無事に運動会を開催することができました。

急なご連絡にも快くご対応いただき、本当にありがとうございました。

種目の変更や時間の短縮もありましたが、子どもたちはいつも以上に輝いていたように思います。雨音が響くなかでも、子どもたちの目はきらきらと輝いていて、会場の空気はあたたかく、どこかわくわくした高揚感に満ちていました。

私たちが大切にしてきたのは、「できた・できなかった」の結果よりも、「一歩でもできるように頑張ろう」という気持ちです。できたときの喜びを、子どもたちと一緒に分かち合う。そんな保育を積み重ねてきました。子どもたちが壁にぶつかるたびに、諦めずにもう一度チャレンジしようとする姿を、私たちは何度も目にしてきました。この日は、そのすべてが凝縮されたような一日でした。

泉山さんが色分けして塗ってくださったうんていでは、「今日は黄色の最初までいけた!」「次は水色まで頑張ってみる!」という声が次々と聞こえてきて、胸がいっぱいになりました。小さな手でぐっとバーを握りしめ、歯を食いしばって一つ先へ進もうとするその顔の真剣さ。

自転車では、何度転んでもあきらめずに漕ぎ続けたうぐいすさんたち。ひざに砂をつけながらも立ち上がり、またペダルに足をかける姿に、胸が熱くなりました。その姿に刺激されて、ひばり組の子たちも「わたしも!」「ぼくも!」とばかりに一生懸命ペダルを踏んでいました。

クラス対抗競技では、子どもたち自身で作戦会議を開いたり、うぐいすさんがこまどりさんの手をそっと引いて補助したりする場面も。「チーム」として輝く瞬間がたくさんあり、子どもたちの成長をまたひとつ感じることができました。

この日に生まれた「自信」と「一体感」を大切に、これからの保育につなげていきたいと思います。雨の運動会だったからこそ、子どもたちの心にも特別な一日として残ってくれることと思います。