この季節は、園庭やお山のあじさいが見頃を迎えます。

あじさいは、土の性質によって花の色が変わる不思議な花です。青や紫、ピンクなど、さまざまな色を見ながら、「こっちは青だね」「ピンクもあるよ」と話す子どもたち。中には、そのことを知っていて教えてくれる子もいます。

そんなあじさいの季節のお楽しみが、3時のおやつの「あじさいゼリー」です。

3時のおやつのゼリーの仕上げは子どもたちのお仕事。スプーンでゼリーをクラッシュすると、青や紫のゼリーがきらきらと混ざり合い、「わぁ、きれい!」「宝石みたい!」と歓声が上がります。

おやつの時間には、先生たちがお部屋やテーブルにあじさいのお花を飾ってくれました。季節の花を眺めながら味わうおやつは、いつもより少し特別な時間。そんな先生たちのちょっとした工夫が、子どもたちの豊かな感性を育てています。

ある日のひばり組では、その「あじさいゼリー」を思い出すような寒天遊びが始まりました。かをり先生が用意したのは、透明で色とりどりの寒天。「うわぁ!」「きれいないろだね」「はやくあそびたい」と、子どもたちの目が輝きます。

始めは、触って「ぷよぷよしている」「冷たい」と感触を確かめていました。      

好きな色を容器に取り分け、寒天を混ぜたり、きれいに器に盛り付けたりしているうちに、

「先生、あじさいゼリーみたい!」と、園庭から摘んできたあじさいをお皿に添えて飾る子どもたち。

本物そっくりの、なんともおいしそうな「あじさいゼリー」が完成しました。

寒天を混ぜ合わせると、青紫や赤紫、緑やオレンジなど、さまざまな色が生まれます。

「青と赤を混ぜると紫になった!」「色が変わったよ!」と、新しい発見を楽しみながら遊ぶ子どもたちでした。

季節の花、おやつ、そして遊び。それぞれの経験がつながることで、子どもたちの「きれい」「ふしぎ」「やってみたい」が、どんどん広がっていきました。