先日、うぐいす組の子どもたちがお泊まり保育を行いました。

うぐいす組の子どもたちは、この日のために、何週間も前から「どんなメニューにしよう」「誰と一緒のグループになろう」「何を買いに行こう」など、何度も話し合いを重ねながら、お泊まり保育の準備を進めてきました。

献立が決まると、「おうちで作ってみたよ!」「お母さんが作り方を教えてくれたよ」と嬉しそうに話してくれる子もたくさんいました。ご家庭でも一緒に料理をしたり、作り方を調べたりと、お泊まり保育に向けてご協力いただき、本当にありがとうございました。

園では、お庭やお山で収穫したジューンベリーやラズベリー、ブラックベリー、すぐり、そして子どもたちが植えて育てたイチゴを前に、「このベリーをどうしようか」とみんなで相談しました。「ジュースにしたい!」「ジャムにしたらおいしそう!」と、これまでの経験を思い出しながら意見を出し合い、最終的にはジャム作りに挑戦することに。お家の方から作り方を聞いてきた子もおり、「どうしたらおいしくなるかな」と考えながら、栄養士の先生にも教えてもらい、甘くておいしいジャムを完成させることができました。

肝試し、ちょっと怖いな…」という気持ちが入り混じる子もいました。それでも、「友達や先生と一緒だから大丈夫!」と、当日を心待ちにしていた子どもたちです。

そして、いよいよお泊まり保育当日を迎えました。

お泊まり保育では、自分の身の回りのことを自分で行うこと、友達と協力しながらさまざまな体験を楽しむことを大切にしています。そして何よりも「楽しむこと」が1番です!!

買い物では、「何が必要かな」「これで足りるかな」と相談しながら食材を選び、お金や数、量に親しみました。調理では、包丁や調理道具の使い方、食材の扱い方を知り、力を合わせて一つの料理を作り上げる喜びを味わうことができました。

もちろん、すべてが思いどおりに進んだわけではありません。例えばグループ名を決める場面では、「好きなキャラクターの名前を入れたい!」など、思いが次々と出てきました。その結果、「しなこどらえもんぶらっくほーるどらごんグループ」という、とても長い名前が誕生。1つに絞らなきゃならないという考えではなく、それぞれの思いを出しながら、子どもたちは何度も話し合って決めました。

大人であれば、つい「こうしたらどう?」と答えを出したくなる場面です。しかし、担任の先生はすぐに結論を示すのではなく、「○○君はどう思っているのかな」「みんなが納得するにはどうしたらいいかな」と子どもたちに問い掛けながら、それぞれの思いをつないでいきました。一人ひとりの意見を受け止め、みんなが納得できる方法を一緒に考え、折り合いをつけていく時間そのものが、大切な学びです。

思いがぶつかる経験も、友達と一緒に乗り越える経験も、お泊まり保育だからこそ味わえる貴重な時間でした。二日間を通して、子どもたちは自分のことを自分でやってみようとする力、友達と協力する力、相手の気持ちを受け止める力、そして「やってみよう」と挑戦する気持ちを大きく育んでくれました。

それでは、楽しかった二日間の様子をご紹介します