前回は、ひばり組・うぐいす組の子どもたちが取り組んでいる「大型製作」についてお伝えしました。
今日から作品展の前日まで、その様子をくわしくご紹介していきます。今日は「何をつくる?」のお話です。
今回の大型製作では、ひばり組とうぐいす組の子どもたちが混ざって、7つのグループに分かれています。
ふだんは別々のクラスで過ごしている子どもたちが同じグループの仲間になり、「何をつくろうか」を一緒に考えるところから取り組みが始まりました。

そうして決まったテーマは、ひこうき、しんかんせん、ディズニー、ロボット、おばけ、エンダーマン、キラキラのおうちです。並べてみると子どもたち一人ひとりの「好き」が見えてきます。

とはいえ、グループの全員が最初から同じものをつくりたかったわけではありません。
自分の思いを言葉にして伝えること、そして友だちのアイデアに「それもいいね」と耳を傾けることは、大人にとってもかんたんではありません。
年齢の違う子どもたちが一緒に考えるとなると、なおさらです。

園では、こうした「決めるまでの時間」をとても大切にしています。
できあがった作品だけを見ると、テーマは最初から決まっていたように見えるかもしれません。
けれどその裏には、それぞれの「好き」を持ち寄り、友だちの「好き」とも出会いながら、「これにしよう」とたどり着いた時間があります。
テーマを決めるところから、子どもたちの学びはもう始まっているのです。

作品展では、ぜひ「この子たちは、どうしてこれをつくりたいと思ったのかな」「このテーマに決まるまでに、どんな話し合いがあったのかな」と想像しながらご覧ください。
ご家庭でたずねてみるのもおすすめです。子どもたちなりの理由が聞けるかもしれません。




